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マイおちょこを持ってお花見へGO。簡単!ガラスの包み方。

桜-江戸硝子-花見-マイちょこ
お花見で気になること

毎年、お花見の季節を楽しみに冬を過ごしているわたしは、花見の時期になると毎週のようにお花見に出かけたくなります。仕事のお昼休み、平日の夜、休日の日中と、お花見スケジュールを組みます。そんな中、気になっていることがありました。

 

ゴミがたくさん出る!
お花見お酒やジュースを飲むとき、たいてい紙コップか、缶やボトルからそのまま飲みます。飲まない人と車で来ていればトランクに入れられますし、公園に花見用のごみ箱があれば捨てられますが、ビニール袋にいれて電車で持ち帰ることもしばしば…。桜の木の下で、満タンになったごみ箱にさらに捨てるのも、なんだか気が引けます。

ブルーシートの上に紙コップ…せっかくかわいいお弁当を作ってきても、写真映えしないのも悩みでした。

 

打開策!「マイおちょこ」をお花見に持参してみた

あるお花見の日。ゴミも出るし、写真もかわいく撮れないので、
あえて紙コップとおさらばして、マイおちょこを持参することに決めました!

 

マイおちょことは? 

「マイおちょこ」とは、自分専用に持ち歩くおちょこのこと。「マイ箸」の感覚で、お花見やピクニックでおちょこを持参することを提案します。
最近は、コンビニでもプラスチックを削減する動きがあり、箸だけにとどまらず、マイスプーンやマイストローなどが出てきました。ならばおちょこも持ち歩いてみようではありませんか。

 

マイおちょこを持ち運ぶ方法

割れ物を持ち運ぶのには、プチプチや新聞紙がなくても、ハンカチで手軽に包んで携帯用おちょこができます。

1つだけ包む場合

ハンカチ…1枚
おちょこ-包み方-ハンカチ-

  1. おちょこを左下に置きます。
  2. 角を中心に向けております。
  3. 両サイドを折って
  4. 筒状にしたら、ころころとおちょこを転がすように包みます。
  5. 完成

 

まとめて包む場合

ハンカチ…2枚

器-包み方-マイおちょこ

  1. おちょこが重なっている部分が接しないように、ハンカチをジャバラに折ります。
  2. 余ったところを上にまとめ
  3. 上下さかさまにして、もう一枚のハンカチに置きます。
  4. あとは「1つだけ包む方法」と同じ手順で包み
  5. 完成です。

 

さぁ!マイおちょこを持ってお花見へGO!

マイおちょこの準備ができたら、好きな日本酒を持ってさっそくお花見へ。
花見-桜-旧中川-

お花見-料理-卵

ちょっとサランラップが気になりますが、やっぱり紙皿や紙コップよりもいい感じです!この日は江戸硝子のさかずきと、江戸硝子の浅鉢豆皿にも盛りつけてみました。




桜-かわいい-おちょこ-桜-かわいい-お花見-おちょこ

底がほんのりピンク色のおちょこ・紅さくらに入れて、見上げると、桜と底のピンクが日光でキラキラしてとてもきれい。小ぶりに見えて90mlもの量が入るので、呑める女性にぜひ使っていただきたいおちょこです。

夜桜-酒器-江戸硝子-おしゃれ

夜桜見物で最も相性が良かったさかずきは、江戸硝子の花ごろも。全体的に白っぽいガラスの色をしているので、桜のある夜景をバックに撮るととってもいい感じに。

ガラスなので、口当たりのヒヤッとした感じと、日本酒の香り高いピリッとした舌ざわりがとても良かったです。

こちらは話題性抜群。冷酒をいれると花びらの先がピンクにカラーチェンジするおちょこ。 (常温の飲みものでは色は変わりません)

 

マイおちょこを持参して良かったこと

お花見にマイおちょこを導入してみてわかったことは

  1. おいしく飲める
  2. 写真が映える
  3. ゴミが出ない

という3つの良いところを主軸に、

  • ポケットに入る
  • おちょこなら重くない
  • 江戸硝子なら厚くて丈夫
  • 仲間がよろこぶ

など、たくさんのいいところがありました。

荷物に余裕があればわたしは4つくらいマイおちょこを持参して、お店のように好きなものを選んでもらったりします。そうすると新入社員歓迎会や、新しいコミュニティの席では選んだおちょこから話題が広がり、楽しくリラックスしたお酒の席になりますよ。片付けるときはサッとティッシュで水気をふき取り、お家で普段通り手洗いしています。

 

まとめ

スーパーでは有料ビニル袋が当たり前になり、少しずつ環境にやさしい考え方が暮らしに身近になってきています。マイバッグはすでに定着しつつあるので、マイ箸でも、マイおちょこでもいいので、取り入れやすいものから初めてみるのもおすすめです。
ただ、「マイおちょこ」に関しては、環境への意識というよりも「おいしい日本酒をちゃんとした酒器で飲みたい」という、日本酒ファンの熱いこだわりの方が勝つかもしれませんね。
それが結果的に「エコ」と「愉しいお酒の時間」につながっていることも、また面白いところです。
お花見だけでなく、日本酒飲み比べイベントや、おうちパーティに、ぜひマイおちょこを持参してみてください。 

 

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この記事を書いた人
東京・亀戸で70年以上ガラス屋をしている富硝子株式会社(Tomi Glass Co.,Ltd.)のデザイナー。富硝子はカラーチェンジグラス・トミレーベルや、江戸硝子や小樽硝子などのハンドメイドガラスなど、おしゃれで豊富なアイデアが楽しいガラス屋です。

当店:トミガラス公式オンラインショップ

Text,Photo,Illustration:Okanami
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