街はクリスマスモードに!
キラキラした赤や金の装飾が、12月25日のクリスマスをワクワクさせてくれます。
子どものころは必ず家族でツリーを飾り、毎年少しずつ増えていく飾りに子ども心が躍りました。
大人になった今では、銀座のショーウィンドウをぶらぶら見に行くことが楽しみのひとつになった「クリスマス大好き」なわたくしが、サンタの耐熱ガラスマグをデザインしました!
この記事では、Tomi label TOKYO(トミレーベル)のデザイナーがクリスマスぴったりな耐熱ガラスマグをご紹介。
さらに「プリントされてるほうがクリスマス感がアップするか?」を実験してみました!
冬のプレゼントにおすすめ!サンタのガラスマグでクリスマスを待つ
11月、12月は年末に向けてプレゼントを用意する機会の増える時期。お誕生日…帰省土産…秋ブライダルで結婚した人は、内祝いにちょっとプラスしておまけのギフトを考えたりも。
耐熱プリントマグ(¥1,100)は、カジュアルな贈り物にぴったり!
サンタはもっとクリスマスを盛り上げてくれます。
サンタが煙突を登っているイラストが個性的。
このデザインは、このサンタから描き始めました。
瞬間をとらえたようなポーズがユニーク!ラインストーンもつけました。
マグの下の方にはベットに眠る子どもの姿。サンタを待ちわびてうれしそうにぬいぐるみと寝ています。
それを見守る雪だるま…。絵本のような世界感に。
このガラスマグの特に気に入っているポイント。
サンタが飲み物に反射して紅茶に映る姿がかわいい。
表と裏で印象がちがうデザインにしました。左手で持つと正面の賑やかな絵柄とは全く違う雰囲気に。落っこちるサンタのワンポイント。
サンタが煙突の中を落ちているように見えるギミックを加えました!
円筒形のマグに水を入れることで、絵が拡大され太く見えます。
透明なガラスならではの見せ方を探り、発想しました。
プリントがされてないグラスと比較してみた
ガラスマグにプリントが「ある」「ない」で、どれくらいクリスマスの演出に差が出るか比較してみます。
使うのは、サンタのマグ(金色)、無地、スタンプハートのマグ(赤と雲母金)です。
お水をガラスマグに入れて実験
まずは水を加えてみました。
サンタはうしろの絵が拡大されました。スタンプハートマグは水中のハートの発色がややあざやかになった気がします。
無地は水を入れても変化なし。
金のプリントがあるマグと無地の比較。
ゴールドならではのキラキラがゴージャス!絵の遠近感もおもしろい。
いっぽう、無地はシンプルですが並べると少し物足らない…。
白い飲み物をガラスマグに入れて実験
お次はプリントの色が映える白い飲み物を入れて実験してみましょう!
こちらは乳酸菌飲料のカルピス。同じ量を注いでみて、ガラスマグ全体の雰囲気を調査。
サンタマグと無地にカルピスを入れて比較。
背景が白だと絵がよく見えますね!
反対側。シンプルながらワンポイントのサンタがかわいい!
無地はイメージ通りです◎
スタンプハートマグと無地で比較。
赤いハート模様がいっそう映え、ドリンクと調和してます。
赤と金がクリスマスらしさがあるデザインですが、オールシーズン使えるハートをモチーフにしました。
無地の底面。特に目立ったところはないです。
底までハートがプリントされているので、のぞきこんだときもハッと発見があるようなデザインに。
飲み切ったあとに模様が出てくるたのしさもあります。
まとめ
無地のガラスマグと比べてみると、プリントマグの魅力がより視覚的にわかりました。
デザインするときは、いつも白い紙に手描きからスタートしますが、
耐熱マグは飲みものを入れて絵柄が完成するものだと、あらためて実感!
紅茶、コーヒー、牛乳…色も透明度も違うドリンクで、いろんな背景の色にできるのがガラスプリントのおもしろいところです。
これからもクリスマス柄の食器をデザインし「いつかドイツのクリスマスマーケットに行ってみたい…いや、出店していたい!」なんて想像しながら、ぬくぬくと暖かい部屋でこの記事を書いていました。
デスクワークでふだん使いしているマグは食器棚の奥へお休み。
クリスマス仕様にチェンジして、師走を駆け抜けます…!
おすすめクリスマスグラス
『あわてんぼうのサンタクロース』からイメージ。
絵本のようなストーリー性のあるイラストがかわいい!
(耐熱ガラスマグ ホットOK、電子レンジNG)
『あわてんぼうのサンタクロース』をイメージした、スタックすると絵が完成するシリーズ。
グラスをまわして変わる絵柄をたのしめます。
モチーフの超・定番ハート柄。
愛と平和、永遠の幸福、幸せな結婚、恋愛の象徴…。
ハッピーな意味合いがたくさん!
この記事を書いた人
江戸硝子や小樽硝子などのハンドメイドガラスから、プリントにこだわったグラス・Tomi label TOKYO、耐熱ガラス、ガラスのトロフィーなど、おしゃれで豊富なアイデアが楽しいガラス屋です。